
2025年6月に新ホテルができたということで宿泊取材させていただきました。その名も十二ホテル(じゅうにほてる)。名前の通り12室のみのホテルです。何室か見学しましたがお部屋によってレイアウトが全然違って面白い!
場所は福岡市博多区東平尾 福岡空港のすぐ近くです。周りに何もないので便利とは言えない場所ですが、このホテル、一度入ったら外に出る必要ありません!私たちもチェックインして夜は何か買いに行くか、外に食べに行く予定にしていましたが、ずーっとホテルで過ごしました。その訳は驚愕のサービスにあります。ぜひ、体験レポをご覧ください。
12室だけの特別空間。全室に「サウナ付き」!
このホテルの最大の魅力は、なんと全室に専用サウナがあること。しかも、部屋ごとに異なるサウナ体験が楽しめます。
- バレルサウナ(樽型サウナ)
- ミストサウナ
- フィンランドサウナ
- 岩盤浴
私が泊まったのはバレルサウナ付きのツインルーム。テラスに設置された樽型サウナは、4人入ってもゆったりの広さ。
水風呂代わりに使える石造りのバスタブもテラスに完備。さらに内風呂はジャグジー付きの超広々!まさに極上。

サウナローブとサウナハットも全室に用意されていて、ロウリュ用のアロマは3種類から選べます。

バレルサウナがある部屋は2部屋だけ。このお部屋には広々テラスと水風呂用のバスがあります。お湯もでるようですので普通に露天風呂利用でもいいかも!?

サウナの後は、“飲み放題天国”へ。
「え、本当にいいの?」と戸惑うほどの充実ぶりだったのが、1階のフリードリンク&スナックコーナー。

- ワインセラーにはワインがずらーっと
- 日本酒、焼酎、ビールなどアルコール各種
- ソフトドリンクも豊富
- スナックやお菓子は食べ放題
- アイスだって種類豊富
さらに驚いたのが、冷凍食品のラインナップ。
ピザ、パスタ、お好み焼き、チャーハンなどがずらりと並び、部屋の電子レンジやオーブンで手軽に調理OK。

キッチン付きの部屋もあり、私たちの部屋にはワインセラー&製氷機も完備されていました。
氷は飲み物だけでなく、水風呂用に使って“キンキン”に冷やすのもおすすめです。
※注意:サウナは飲酒前に!お酒を楽しんだあとはサウナ利用を控えましょう。
過ごし方の理想プラン(実際の滞在スケジュール)
15:00 チェックイン
→ ドリンク&フードコーナーでテンションUP
→ 一息ついたら、お風呂&バレルサウナでしっかり“ととのう”
→ 冷たいドリンクでクールダウンしつつ、テラスで乾杯
→ スマートTVで動画視聴 or 1階ブックライブラリーで本を部屋に持ち帰って読書タイム(占い本にハマりました)
→ 冷凍食品で“お手軽ディナー”を作って、再び乾杯
→ スナックやチーズなどをつまみながらゆる〜く2次会
→ アイスを片手にのんびり夜更かし
→ 翌朝11:00までにチェックアウトだからのんびり朝寝坊

お部屋によってベッドルームもリビングもキッチンも全然違います。ベッドルームとリビングが分かれているお部屋はいいですよー。まったり寛げます!

アメニティやパジャマはもちろんありますが、ドライヤーが2種類(いいやつです)とヘアアイロンもありました。配信系は何でも見れます(アカウントもっていれば)。テレビの画面が大きいので迫力ある映像系もありですね!
ブックライブラリーの世界観も必見
1階にはジャンルごとに選書されたブックライブラリーがあります。選書は耳納連山の麓、うきは市吉井町にある、本屋とカフェ「ミノウブックス」。「暮らしの本屋」をテーマにしている本屋さんなだけあって、センスのいい本たちが並んでいます。
静かに読書を楽しめる空間で、気になる本は部屋に持ち帰っての読書もOK。
“こもって読む”という贅沢も、ここなら叶います。

「泊まる」ではなく「過ごす」を楽しむホテル
十二ホテルは、“泊まるだけ”ではもったいない場所。
とことんサウナを満喫し、飲み物や食事を自由に楽しみ、読書や動画でゆっくり過ごす。
まるで「自分たちだけの秘密基地」のような空間で、
ととのいも、語らいも、ダラダラも、全部がご褒美になる――
そんな滞在でした。