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福岡からりんごの町青森へ2泊3日一人旅


どうしても一度行ってみたかった青森に2泊3日の一人旅。九州から非常に遠い未知のエリア・東北。遠すぎて情報が全然入ってこないんですよね。東北出身者もあんまり見たことないし。
そもそも福岡から青森には直行便が出ていません。福岡って意外と直行便ないところ多いんですよね。あっても1日2便とか。
しょうがないので今回は羽田乗り換えで行ってきました。旅行会社のツアー(航空券+ホテル)利用です。

一番安く行けるであろう、中途半端シーズン(10月はじめ)の平日だったので、旅費(航空券+ホテル)は77,000円。これはとても安いほうだと思われます。しかも、自分で航空券とホテルを予約するより安かったかも!?意外と旅行会社のツアーもあなどれません。

食事代とかお土産代とか青森の移動交通費等を入れると総額は100,000円ぐらい。た、高い。。。でも行った甲斐がありました。青森広すぎて一部しか見れてないし、違うシーズンにまた行きたい!!!

青森はマジでアップルパイだらけ

「青森と言えばリンゴだな、アップルパイを食べよう」ぐらいのノリだったのですが、思った以上にアップルパイ推しの青森県。どこへ行ってもアップルパイ、アップルパイ。

リンゴの品種なんて知らないのもいっぱいあるし、アップルパイに使うリンゴの品種が選べることにカルチャーショック!楽しすぎて2泊3日でアップルパイ5回食べました!

一番おいしかったのは青森県観光物産館アスパムの中にあるSweets Factory pampam
「JR青森駅東口」から徒歩で8分ぐらいのところにある、なんということもない寂れた観光物産館なんですが、美味しいとネットで見たので食べるためだけに訪問。ちょうど焼きたてアツアツが食べられたこともあり、めちゃくちゃ美味しかったです。

青森2泊3日を私は一人でこう過ごした

今回の一人旅の一番の目的は津軽鉄道に乗って、太宰治の生家を見に行くこと。これだけは決まっていたので後は立地や時間帯を考えまくってスケジュールを決めました。レンタカー借りる?竜飛岬行ってみたい。八甲田ロープウェイに乗りたい。紅葉はまだなのか?青森駅と新青森駅は違うのか?美味しいものはどこで食べられるのか?空港って遠いの?分からないことだらけです。

そこで私が実際に回ったルートをご紹介

1日目 
福岡空港発 7:30 ~羽田乗り換え~ 11:15青森空港着
青森空港からリムジンバスで青森駅へ
13:00 青森駅から徒歩で青森魚菜センターへ行き『青森のっけ丼』を食べる
チケット(2000円)を購入し、市場の中をごはん丼を持ってウロウロしながら、お店で具材を乗っけてもらうシステム
お米は普通盛りだと1チケットなので、残りをお味噌汁と具材に利用。アトラクションみたいでなんか楽しい&美味しい。
13:15 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸ねぷたの家ワラッセ見学。
津軽海峡冬景色が流れる石碑があり、知らないおじさんと二人で聞いてみました。
14:45 お隣のA-FACTORYという複合施設内のSKIP EGGでアップルパイとりんご茶を飲む。
りんご茶初めて飲んだ!甘くないりんごジュースをあっためた感じ?いや違うな。気に入ったのでりんご茶買って帰りました。
15:30 青森県観光物産館アスパムの中に行き、アップルパイを食べる。
出来立てで本当に美味しかった。皮サクサク、りんごジューシー。
16:53 徒歩で青森駅に戻り、五所川原行きバスに乗る
18:15 五所川原着 サンルート五所川原チェックイン
19:00 近所の居酒屋火葉菜(HIBANA)で夕食
一人だし、お酒飲めないし、小食なのに何も考えずに一気に注文してしまい食べきれず、残りを夜食用につめてもらう。
2日目 
9:30 徒歩で『吉幾三コレクションミュージアム』へ 吉幾三について造詣を深め、幾三の衣装に手を通し記念写真
10:00 徒歩で『太宰治「思ひ出」の蔵』へ 太宰がちょっぴり暮らしたことがある蔵を見学
10:45 津軽五所川原駅発の津軽鉄道乗車 車内でガイドさんが説明してくれるのをBGMに車窓の景色を撮影 鈴虫電車の時期なので、鈴虫の鳴き声も風情があってよろし。
11:06 金木駅着 ロッカーに荷物預けて徒歩移動
11:15 『太宰治疎開の家』見学 暇だったのか?係りの人が丁寧に案内してくれてラッキー。「又吉直樹さんもお忍びで来るんですよ」という情報を得る。
11:50 メインイベント太宰治の生家『斜陽館』へ 思った以上の凄さに驚く。館内で流してた拗らせ系青春ドラマが気になりすぎる。
13:00 津軽三味線会館で三味線の演奏を聞く 一瞬、三味線習いたくなる。
13:54 金木駅から芦野公園駅へ(13:57着)
14:00 旧芦野公園駅の駅舎を利用した『赤い屋根の喫茶店 駅舎』にてスリスリりんごカレー食べる
14:30 芦野公園近辺を散策 人が誰もいない場所が多くてだんだん怖くなり駅に戻る
16:12 芦野公園駅 ~ 五所川原で乗り換え ~ 弘前駅17:37着
17:45 アートホテル弘前シティの『ティーラウンジオークレール』でアップルパイをテイクアウト
18:00 ルートイン弘前駅前にチェックインしてちょっと休憩
19:15 15分歩いて弘前パークホテル内の『つがる蕎麦 たかお香』へ 美味しくないわけじゃないけど、なんか思ってちがった。バイトの青年が蕎麦屋っぽくないからか?
3日目 
9:00 弘前駅からバスに乗って弘前城へ 循環バスだと100円だけど普通のバスだと違うらしく、普通のバスに乗ってしまいなんだか損した気分に
10:00 弘前の街並みを見つつ洋館めぐり 洋館もステキだけど、昔ながらの街並みや閉店したデパートとかあって町全体が何だかエモくてかわいい!
11:20 旧東奥義塾外人教師館のカフェでアップルパイ食べる このエリアは弘前の洋館がミニチュアサイズで一堂に会しているのでなんだかお得な気分
11:50 藤田記念庭園見学 人の家の庭というには広すぎる庭園が見ごたえありすぎた。藤田さんが何をした人かはもう忘れた。
12:30 庭園内の大正浪漫喫茶室にてアップルパイとガレットを食べる 有名店何店舗かのアップルパイが食べられる。どれを選んでいいか分からなかったので、酸っぱい系のりんごを使っているやつをお願い。
13:40 津軽藩ねぷた村に行ってみる まあまあ歩いて行った割には「・・・うん」とつぶやき帰る
14:00 閉店したイトーヨーカドー(ロピアになるそう)をみたり、駅前を散策。弘前駅でお土産購入
15:20 弘前バスターミナルから空港へ
17:20 青森空港発 ~羽田乗り換え~ 21:40福岡空港着


という訳で福岡から2泊3日の青森旅でした。電車の本数が少ない箇所もあり移動の時間調整とかがもったいなかったけど、それも旅の醍醐味です。津軽鉄道、やっぱりストーブ列車の時期にいくべきなのかな。でも雪に慣れてないから、冬の青森こわいかも。

同じ日本だけど、遠く遠くの全然知らない町。やっぱり空気感も違うし街を歩くだけでも「旅にきたなー」感満載でした。青森はとても気に入ったので、次回は恐山や八戸方面に行ってみたいです!