2023年10月、あのホテルイルパラッツォが帰ってきました!!!
日本初のデザインホテルということでバブル期に華々しくオープンしましたが、近年はそのただようバブル感と老朽化で少々残念なことになっておりました。しかし、あの特徴的な外観はそのままに中身は新しく生まれ変わって帰ってきました。
3食食べられるオールインクルーシブ的なラウンジがすごい
地下1階のラウンジ兼レストラン“エル・ドラド”。ここは宿泊者ならチェックインからアウト日の16時まで出入り自由の食べ飲み放題なんです。
しかも日にちと部屋を選べば2人で16,000円以下。なんだこれ。土曜日とかはそこそこのお値段ですが、夕食ついてると思えばまあ、そんなものかな?とも言えます。
ラウンジ開放時間 ディナータイム 16:00 – 21:00 ※お酒は+2000円で飲み放題 朝食 7:00 – 11:00 ランチ 11:30 – 16:00
朝夕ランチのメニューは同じものもありますが、基本的にはそれぞれ違います。
私も3回全部食べましたが飽きることはありませんでした。
ランチタイムだけなのかもしれませんがリクエストすればスイーツスタンドを貸してくれるのでアフタヌーンティー的な見た目にもできます。
泊まって朝食もランチも食べる人はまれだとは思いますが、チェックアウト後でも食事が摂れるのはありがたいところ。コンセント付きの机もあったので、ラウンジでお仕事しながらスイーツやコーヒーを楽しむのもいいかもです。
ディナータイム
ディナータイムはカルパッチョやハムなどの前菜やサラダ、カボチャスープ、アヒージョ、ショートパスタ、ピザ、チキン。さらには種類多すぎるスイーツにフルーツも。ドラゴンフルーツもありました。
このディナータイムブッフェ、宿泊しなくても食べられます。1900円!!!!!です。
安すぎます。しかも、味はちゃんとしたレストランの味でガッツリ食べられて美味しいし、閉店間際になっても補充されるという謎のサービス満点ぶり。大丈夫なのかしら?これでずっとやっていけるのかしら。謎すぎる。お酒は別料金(+2000円)ですがソフトドリンクや紅茶・コーヒーは無料です。
朝食は和洋あります
朝食は洋食中心ですが、炊き込みご飯や明太子、とろろやチキン南蛮といった和食もちゃんとあります。洋食はソーセージがちゃんとおいしいヤツでした。ソーセージがおいしい朝食は信じられる。私の持論です。もちろん朝食にもフルーツはたくさん。ありがてぇです。
朝食も宿泊者以外でも食べられます。3食の中で一番高い2500円です。それでもホテル朝食的には良心価格。
このホテルの近くにある同系列のホテルザ・ワンファイブヴィラ福岡(泊まるだけでアフタヌーンティー的なスイーツがついてくるホテル)とザ・ワンファイブテラス福岡(日本茶スタンドでのウェルカムドリンク&スイーツがあるホテル)の朝食もここイルパラッツォで食べるようです。
ランチまで食べてみた
チェックアウト(12時)後に来たランチブッフェ。朝ごはんを数時間前にお腹いっぱい食べたので、全くお腹は空いていませんが無理して食べてみました。
ランチも無料で食べられるとはいえ、普通はいらないでしょうね。お茶飲むだけとか。スイーツ1~2個が限度かも。これも宿泊しなくても食べられます。1900円!
ランチもメインのメニューはディナーとも朝食とも変わります。さすがにフルーツとスイーツは同じようなのが多かったかな。どっちみち種類が多いので全種類食べるのは厳しいです。
ここのラウンジ兼レストラン。席数が130。席の間隔が結構あるので広々です。でもブッフェから遠くの席にすると往復が面倒くさいです。
ドリンク類はディナーもランチも朝食も同じでした。朝食時にだけ牛乳があった気がします。朝食にミルクティー派の私にはとてもありがたい。
お部屋ももちろん変わりました
お部屋はキング(幅180cm)とクイーン(幅160㎝)の二つ。
それぞれバルコニーのある部屋とない部屋があります。
キングとクイーンの違いはお風呂。キングは丸いお風呂(ジャグジーはない)で脱衣所がトイレ兼脱衣所。クイーンは四角いお風呂で脱衣所がありません。廊下?で着替えるタイプです。
しかし、どの部屋にしてもベッドが一個なんです。なんで!なんでツインないのー!カップル想定なの?ちなみにどうしても他人と同じベッドで寝るのに抵抗がある私はソファで寝てみましたが快眠できました。ビバ!寝心地のいいソファ。
今回はキングのバルコニー付きに泊まったのですが、バルコニーへの扉が小さいので、バルコニー全然活用しなかった。外光もちょっとしか入らないし。よく考えたらバルコニー付じゃなくてもよかった。同じバルコニー付キングでもバルコニーが違う部屋もあるみたい。ま、選べないけど。
ちなみにクイーンのバルコニーある部屋を見せてもらったのですがこっちはバルコニー感がありました。
お部屋のご紹介 バスローブで寝られますか?
全部屋共通でミネラルウォーター4本、ドリップコーヒー、紅茶類はもちろんあります。シャンプーはアルガンオイル入り、バスソルトもあります。スマートTVでYouTubeやネトフリも見られます。女性用アメニティ的なものはありません。
ドライヤーはサロニア。スリッパふかふか。枕元にはコンセント&USBポート。お部屋もライトがたくさんで明るい!
と新しいホテルならではの充実ぶりではありますが、大事なものがありません。
そう、パジャマ?室内着がないんです。フロントの方に聞いてみたら「バスローブがございます」と言われました。えー!バスローブで寝るの????バスローブってお風呂上りに濡れた体で着るものでしょ?それで寝るの?夏は暑いし、冬は足元スースーするし。なによりゴワゴワして寝にくいし。どういうこと???
なんやかんやで熟睡しましたけど次に泊まる時までにパジャマが欲しいです。なんなら浴衣でもいいです。熱望します。
イルパラッツォに泊まる時の注意点
新しくなったイルパラッツォ。外観は相変わらず重厚感があってかっこいいですし、ラウンジの食事は美味しいし、ぜひ一度泊まってほしいのではありますが、予約&宿泊前に注意事項があります。
部屋を選ぶときはどっちのお風呂に入りたいかで決めよう。
ホテルへの入口が恐ろしく分かりにくいから気を付けて。私が行った時は外に案内の方が立っていらっしゃいましたが、いつもいるんでしょうか?地下1階のフロントへ行くエレベーターの場所がとにかく分かりにくい。
パジャマは持っていこう。上にも書きましたがバスローブで寝てもいい人以外は必須です。
ベッドの位置が高いから気を付けて(今までみたホテルの中で一番高いかも)ので寝相が悪い人は気を付けましょう。
以上を気を付けて、楽しいホテルステイを!